歴史の香
潮の音
海の味
臼杵湾に付き出した半島の先端、臼杵藩主の参勤交代の港・物資輸送港あるいは瀬戸内方面への風待港であった場所にあります。半島の先端という立地上、海に挟まれた環境です。窓の外には臼杵湾が広がり、部屋の中にも寄せては返す波の音が届き、海から昇る朝日が輝きます。
当館の周辺は、昔「店地区」と呼ばれた遊郭街でした。当館の建物も、元々は遊郭として営業していたお店。建物の一部や石垣は当時の姿のまま利用し、ロビーの梁には、第2次世界大戦の際についたとされる銃弾の跡が今も残ります。
旅の楽しみでもある食。海産物の味が高まる要素がそろった豊後水道を目前に抱き、高級ブランドとして知られる関アジ・関サバをはじめ、海の幸に恵まれた土地です。さらに食通の間で名が通っているのが、臼杵のフグ。臼杵では古くからフグ料理の文化が根付き、フグを扱うお店が数多く存在し、都会に比べて格段にお手頃な価格で楽しめます。
歴史を感じ、食を楽しむ。
ゆったりとしたひとときをお過ごしください。
館内
歴史を重ねた
空間で過ごす
寛ぎのひと時
遊郭として使われていた当館。活かせるところは活かし、改装を経て、現在の姿となりました。当時のままのお部屋や銃弾の跡が残る梁……歴史を感じながら、寛ぎのひとときを。